道場の目的
剣道の理念にある人格形成を目的に、目先の勝ちに囚われない、人生の勝ちを目標に、老若男女を問わず剣道の継続を主眼に師弟同行で精進していく道場です。
「天任払乱」(てんにんふつらん)
【天任払乱】とは、孟子に「天の将に大任を是の人に降さんとするや必ず先づ其の心志を苦しめ、其の筋骨を労し 其の体膚を餓やし、其の身を空乏し、行ひ其の為すところに払乱せしむ心を動かし、性を忍び、その能はざる所を曾益せしむる所以なり」とある。
人生に於いて、特に大きな使命を与えられた人には、天は過酷な試練を与えて鍛えていこうとする、と云うことであります。
安岡正篤先生は、人間が成長するためには苦悩は欠くことの出来ない条件と。また、森信三先生も、逆境は常にいつでも恩寵的試練なり、と云われています。
剣道を修行するにあたり、苦難や逆境に遭遇した際に心の拠りどころとなるよう自らが創作した四字造語ですが、道場創立記念に揮毫いたしました。
令和二年 源徳館剣道道場 館長 剣道教士八段 永松 教孝
指導理念
先哲の安岡正篤先生、森信三先生、中村天風先生、剣道界では小川忠太郎先生他から学んだ教えを主眼に指導を展開していきます。
剣道を修行する中で学び会得した体験、経験を社会の中で活かし、より多くの方々に幸せを与えようと努力、精進する人間になる。
このような人生目標をたてうる剣道人の育成を指導理念としております。
指導内容
先ずは、武道としての剣道の礼法の習得、竹刀操作を通じての基本の徹底、剣道具を着用しての基本動作から対人実践及びその応用に至る所動作の体得、更に昇級・昇段審査に向けての実技指導等を主体に行います。 また、5級から1級までの受審者他を主体に、「木刀による剣道基本技稽古法」を指導します。 更に2級から八段までの受審者については、「日本剣道形」を理合に基づき指導します。 なお、稽古開始時に於いては、剣道の理念、剣道修錬の心構え及び四書五経他の先哲語録の素読を実施します。 |
指導者
永松 教孝 (教士八段) ながまつ のりたか |
大分県由布市出身 |
永松 富士恵 (教士七段) ながまつ ふじえ |
東京都葛飾区出身 |
内田 悠介 (錬士六段) うちだ ゆうすけ |
東京都港区出身 |
宇佐美 美穂 (六段) うさみ みほ |
埼玉県越谷市出身 |